高齢者向けのお庭づくり

歳を重ねると、若い頃では気づかなかったお庭の段差などが気になるようになります。
お家の中だけではなく、お庭でも安心して暮せるお庭のリフォームは如何でしょうか?

高齢者の自宅で転倒する場所の第1位は庭

趣味としては勿論、運動効果や認知症の予防効果が期待できるガーデニングですが作業中の転倒には注意が必要です。実は、自宅における60歳以上の高齢者の転倒事故は庭で最も多く発生していると言われ、ある調査では約4割近くにも上ると結果が出ています。高齢者自身の体力や注意力の低下により、つまずいてしまうケースが多いと思われますが、地面のコンディション不良や大きな段差、障害物、照明の不足といった環境要因も見過ごせません。

歳を重ねても安心な庭づくりが重要

健康的に楽しめるガーデニングは、歳を重ねても続けて活きたいものです。その為には、お庭での転倒事故を防ぐ環境づくりが重要です。通路幅を広く取り、必要な場所には全て手擦りやスロープを設けるなど、お庭にもバリアフリーの考え方を取り入れると安心です。しかし、ちょっとした段差の上り下りは筋力の維持に繋がることが知られています。主要な動線はバリアフリー化を進めつつ、危険の少ない範囲でお庭本来の姿を活かすのが理想的です。

老後を見据えたお庭づくりをしよう

普段あまり意識することが無いかも知れませんが、老いは何れ必ず訪れまず。お庭を老後のことまで考えて設計にすることは、将来の健康的な生活の為にも必要です。高齢の親との同居や自分自身の老後を見据えたお庭づくりを考えてみましょう。


歩き易いアプローチの施工例

施工前

施工後

ご依頼内容

ご主人様が数年前に脳梗塞で倒れ、歩行が困難になり、リハビリで毎日歩くことが必要になった為、歩き易いアプローチにして欲しいとの事でした。また、庭木の手入れも簡単なモノにしたいとのご依頼を頂きました。

お客様へのご提案

元々趣きあるお家でしたので、単純に歩き易さの改善と言うことだけではなく、雰囲気の出る自然石の乱張りをご提案させて頂きました。庭木も松やマキなど仕立物を中心に植えていたので、お手入れが簡単なヤマボウシやシャラなどの雑木を中心に植え替えました。


生垣からフェンスへの施工例

施工前

施工後

ご依頼内容

40年間、生垣を手入れをして来ましたが、歳が重なる度に手入れが難しいと悩み、思い切ってフェンスに変えるご依頼を頂きました。

お客様へのご提案

お客様のご自宅がモダンで高級感がありましたので、化粧ブロックをモダンな石垣風に近いブロックを使用し、フェンスの素材も太目のアルミ縦格子を使用して重厚感のあるフェンスをご提案させて頂きました。


スロープと手擦りの施工例

施工前

施工後

ご依頼内容

二世帯住宅で、ご両親の足元が悪く階段では出入りが困難な為、スロープと手擦りを付けて欲しいとのご依頼をいただきました。

お客様へのご提案

元々ある階段の一段目の高さが高い為、アプローチを直接一段目の階段の高さに設定する提案と玄関の上まで直接、車椅子が上がれるようにタイルでスロープを作るプランをご提案させて頂きました。また、手擦りには天然木のような温もりがあり、気温の変化で熱くなったり冷たくなったりしにくい素材をご提案させて頂きました。

一般のアルミ素材

ご提案のエラストマー素材